ふるさと納税ってご存知でしょうか?
最近はふるさと納税を行うともらえる地元の特産品が注目を集めていますが、実はそれ以外にも節税効果というメリットがあるのをご存じでしょうか?今回はふるさと納税について簡単にご紹介したいと思います。
- ふるさと納税とは?
任意の地方自治体に寄付することにより、寄付した額のほぼ全額が税額控除される日本国内の個人住民税の制度(ただし一定の制限や限度があります。)
- ふるさと納税の特徴
主な特徴としては以下の4つが挙げられます。
①特産品がもらえる
ふるさと納税をすると、それぞれの地域の特産品等をもらう事ができます。自治体によっては、かなり高額な海産物や果物を特産品としていただける事もあります。
②どこの自治体に対しても行える
ふるさと納税という名前からよくご自身の出身地にしか行えないと思われがちですが、実はどこの自治体に対しても行う事ができます。なので、特産品を調べてみて、ご自身が欲しい特産品を送ってもらえる自治体に寄付を行う事が可能となるのです。
③税金が控除される
ふるさと納税を行った場合、その年の所得税と翌年度の個人住民税がそれぞれ控除される事となります(2,000円を超える寄付が対象となります)。控除額については個人の所得によって変わってきますが、5万円寄付をしても4万8千円の税額が控除される事もあるのです。この場合には、実質2千円の負担で特産品を購入した事と同じになり、実際は支出以上の効果を期待できる事になります。(税額控除を受けるためには確定申告を行う事が必要となります。)
④使い道を指定できる
ほとんどの自治体で寄付金の使い道を指定する事ができます。すなわち、日本で唯一税金の使い道を自ら指定できる制度がふるさと納税という事になります。
12月末までにふるさと納税を行えば、平成26年度の所得税と平成27年度の個人住民税の控除を受ける事ができますので、是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
2014.11.14